無料のホームページがいくつか提供されていますが、無料というメリットと引き換えにさまざまなデメリットも覚悟しなければいけません。これらのデメリットを考えると、商用のホームページにはあまりお勧めできませんが、個人の趣味で運営する場合には、一つの選択肢となるでしょう。
無料サービスでのデメリットを以下にあげますので、あなたのホームページに耐えうるものなのかを検討する材料にして下さい。
■ バナー広告
無料のホームページサービスのビジネスモデルは、広告収入です。つまり無料のホームページサービスを使うと、強制的にあなたのホームページにバナー広告が挿入されてしまいます。場合によってはバナーが挿入されるだけでなく、別ウィンドウでバナーが表示されるところもあります。
これらのバナーは最初だけでなく、ページを見るたびに表示されますので、閲覧者から見ると不快感を与える場合もあります。
また、バナーの広告を選択することもできないサービスがほとんどですので、あなたのホームページにそぐわない広告が表示されることも覚悟しなければいけません。商用のホームページを運営される場合、もしかしたら競合企業のバナー広告が出てくるかもしれません。
■ 技術的制限事項
特に CGI を利用する場合に問題となりますが、さまざまな技術的制限事項が出てきます。サービス事業者によってまちまちですが、私が知っている限り、以下のような制限があるようです。
- メール送信ができない。
- Location ヘッダーを使えない。
- REMOTE_ADDR が取得できない。
- ホスト名が取得できない。
メール送信ができないという制限は、スパムメールなどの不正行為を防ぐために設けられています。無料サービスでは本人性の確認が取れていないため、このような制限が設けられます。
Location ヘッダーとは、リダイレクトに使う技なのですが、CGI でこの Location ヘッダーを使うことはよくあります。リダイレクトの詳細は本サイト「リダイレクト」コーナーをご覧下さい。
REMOTE_ADDR とは、アクセス元の IP アドレスのことです。アクセス解析や掲示板などで良く使われます。サーバによっては、アクセス元の IP アドレスがすべて同じ IP アドレスになってしまいます。
「ホスト名が取得できない」とは IP アドレスから DNS 逆引きができないという意味です。IP アドレス は数字だけで 123.12.45.67 のように表記されますが、これを DNS 逆引きすると、xxxx.hogehoge.co.jp のようになります。通常、環境変数 REMOTE_HOST から直接取得し、だめなら、Perl 関数 gethostbyaddr を使います。
■ サポートがまったく期待できない
無料と引き換えに、サービス事業者からのサポートは一切ありません。何かあっても誰も助けてはくれません。ただ、CGI に関するサポートは、無料サービスに限らず受け付けていないのが実情ですので、あまり違いはありませんが、障害があったり、質問を投げたりすることができない(回答が期待できない)ので、それなりに覚悟が必要です。ただ、掲示板を用意して、利用者同士の情報交換の場を提供しているところもあります。
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