海外のサーバを使ったホスティングサービスが多くありますが、安い料金で提供されているというメリットがあります。しかし「信頼がおけるサービス選び」でも説明したデメリットもありますので、もしご自分が CGI に関して詳しくないと感じていらっしゃる場合には、国内のサーバをお使いになることをお勧めします。何かと問題が少なくて安心です。

海外のサーバを利用するにあたり、技術的に何点か注意が必要となります。その注意点を解説します。

おそらくみなさんは CGI を使ったことがあると思いますが、日時を扱う CGI を利用する場合には注意が必要です。海外サーバの場合、サーバの時刻のセッティングが現地の時刻になっています。従って、CGI が認識する時刻も当然、サーバがある現地の時刻になってしまいます。

たとえば、アクセス解析ではアクセス日時が現地時間が、掲示板などでは書き込み日時が、メール送信 CGI ではメール送信日時が、現地時間になってしまうのです。

これらのことを十分に理解したうえで利用しなければいけません。CGI によっては時差を調整する機能を持つものもありますが、この機能を実装していない CGI を利用する場合には、CGI スクリプトを改造しなければいけません。

文字化けの問題も、CGI を使った場合によく起こります。CGI が出力する HTML 内の META タグで文字コードを明示的に指定しても文字化けることがあります。実は HTTP ヘッダー内にも文字コードを指定することができるのですが、ブラウザーは HTTP ヘッダーで指定している文字コードを優先してしまうようです。従って CGI でいくら META タグで文字コードを指定しても文字化けが解消されないのです。この場合、CGI が出力する HTTP ヘッダーを修正する必要があります。おそらくスクリプト内に以下の記述があると思います。

print "Content-Type: text/html\n\n";

これを以下の通りに変更してあげる必要があります。(SJIS の場合)

print "Content-type: text/html; charset=Shift_JIS\n\n";

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