lstat

構文

• lstat FILEHANDLE
• lstat EXPR
• lstat DIRHANDLE
• lstat

解説

lstat は、EXPR に指定したファイルやディレクトリのステータス情報を 13 個の要素から成るリストで返します。 引数には ファイルハンドルやディレクトリハンドルを指定することもできます。 基本的に stat 関数と同じですが、シンボリックリンクの場合に、 シンボリックリンクが指す実体のファイルではなく、そのシンボリックリンク自身のステータス情報を返します。 もしシンボリックリンクをサポートしていないシステムでは、通常の stat 関数として動作します。

引数が省略されたら $_ が適用されます。 もし処理に失敗すると、空のリストを返します。

my (
    $dev,  $ino,   $mode,  $nlink, $uid,     $gid, $rdev,
    $size, $atime, $mtime, $ctime, $blksize, $blocks
) = lstat('/usr/bin/python3');

結果として得られる 13 個の要素のそれぞれの意味は次の通りです。 下表には、同じシンボリックリンクに対して、lstat と stat を実行した結果を掲載しています。